夫婦ふたりでひとつずつ丁寧に手作り。 punctuationというHAT MAKER
一般的なキャップではあまり見かけない裏地付きというマニアックな仕様。日本製、古ハンドメイド、ブランドロゴなど、様々なタグが付き、裏返しても絵になるキャップが完成した。
今回の別注でロングビルキャップを作ってもらったのは、punctuation(パンクチュエーション)というブランド。オーダー内容からして一般的なベースボールキャップとは大幅に異なるツバの大きさ(長さ)や縦にハギを置いたデザインではあるものの、最初のサンプルを見た際に、強烈な違和感を感じた。普通のキャップとは何かたたずまいが違う……。
▲上は型紙づくり、下は型紙を当てながらの素材の裁断の様子。すべてが手作業であるがゆえに、製品から放たれるオーラが違う。
その理由は写真を見てもらえれば一目瞭然だが、すべての製品が手作りだということ。型紙づくりから、素材に型紙を当てての裁断や縫製、アジャスターのレザーベルトの穴あけまで手作業で行っており、はてはワッペンの刺繍に至るまで、フルハンドメイド。しかも、一般的なキャップではあまり見かけない裏地までつけてあるという手の込みよう……。
▲大きな工場ではなく夫婦ふたりが心地よく製作に打ち込めるアトリエで、製品造りにいそしんでいる。
あらためてパンクチュエーションというブランドについて、少しだけ説明すると、夫婦ふたりでフルハンドメイドで帽子を製作しているブランド。帽子メーカー在籍時に様々な帽子作りの経験を積み、2020年の独立後は尼崎のガレージにてキャップからハットまで帽子全般を製作しているという。買い手と造り手の距離を縮めたいとの思いから、大量生産を行わず、あくまでも少量生産、夫婦それぞれの得意分野を生かしたフルハンドメイドを貫くブランドだ。フルオーダーメイドやサイズ変更、生地替えなどのセミオーダーなども受け付けているうえに、手作業でのみ制作されたワッペンの販売も行っているので、ぜひオフィシャルホームページもご確認いただきたい。
▲手刺繍で作られたワッペン部分。ひとつ仕上げるのに、どのくらいの時間がかかるのだろうかと心配になってしまう……
しかし、この手の込みようで本当にキャップとして買いやすい価格で販売することができるのだろうか? 疑問が残りつつも、当初予定していなかったワッペンの完成度の高さからワッペン有りと無しの両パターンで販売したいこと、ボディカラーの調整、価格の調整(すみません!)もリクエストし、なんと快諾(であることを祈ります)!
少々違和感があるほどのツバの大きさ(長さ)と、手仕事で生み出されたアイテムだからこそ放つオーラは、唯一無二。世にもマニアックなデザインとフルハンドメイドの品質をぜひとも体験していただきたい。
【完全受注発注・ご購入スケジュール】
Punctuation × 2nd ロングビルキャップ
購入期間:2022年3月23日(水)12:00~2022年5月9日(月)19:00まで
配送時期:7月中旬頃予定
※制作都合によりお届けが遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。
【サイズ】
フリー(アジャスター付き)
ご購入前に以下の注意事項をご確認ください。
※こちらの商品は完全受注販売商品です。
※ご注文から1週間以内のキャンセルが可能です。購入完了メールに記載のお問い合わせメールアドレスに、キャンセルの旨ご連絡をお願いいたします。購入完了メールが迷惑メールに入ってしまうことがございますので、届かない場合は、そちらも合わせてご確認ください。
※お客様都合の返品は受け付けておりません。
問い合わせ/2nd.info@heritage.inc
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