こちらの商品は、受注受付を締め切りました。
「2nd 最新号発売日LIVE」の37分10秒ごろから紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=ukq0vEMSIZI
購入期間:2022年3月23日(水)12:00~2022年5月9日(月)19:00まで
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ヘミングウェイも愛した、愛嬌抜群のツバ長キャップ。ファッション業界人がこぞって愛するロングビルキャップを、帽子職人によるフルハンドメイドで高級仕様に。
かの有名なアメリカの小説家ヘミングウェイも愛していたことで知られる、ツバが長めにデザインされた帽子、ロングビルキャップ。その独特の長めのツバで日差しを遮れるようになっており、釣りをはじめとするアウトドアシーンで重宝されている。現代においてはファッションシーンでも注目度が高くなっており、弊誌のファッション業界人スナップでも見かけたことがある読者は多いだろう。
かく言う我々、2nd編集部の上田不気味くんとたまちゃんも愛用者で、普段からよく被っている姿を目にしていた。聞けば古着店でサイズが合うものを探し、購入したものなのだとか。古着店で売られているアメリカの帽子というと、かなり小さいものが多い。頭が小さい方が多い欧米人に向けて作られていたものなので、サイズが合えばラッキーだが、被れるものを探すのはひと苦労。ハチの大きい日本人には不向きなものが多いのが事実である。
現代の日本のファッションシーンにおいて見かけるこの手の帽子は、ストリートファッションに合わせたデザインのものや、アウトドアシーンで使用する派手な色の化学繊維のものが多く、弊誌2ndが提案するスタイリングには合わない物がほとんどだった。
我々がかぶりたいと思うクラシカルな配色で、どこか懐かしさのあるデザイン。それでいて日本人の頭のサイズに合わせやすい帽子を作るべく相談したのは、夫婦ふたりでフルハンドメイドで帽子を製作しているブランド、パンクチュエーション。帽子メーカー在籍時に様々な帽子作りを経験を積んだ後に独立し、現在はキャップからハットまで、すべての製作工程を手作業で行い、フルオーダーメイドまで受け付けている新進気鋭のブランドだ。
今回はハンドメイドワッペン付きのものと、プレーンタイプの2種類をご用意。
(プレーンタイプの商品ページはこちらから)
2nd編集部のマニアックな要望を反映し、パンクチュエーションらしい高級感漂う仕様で完成したロングビルキャップ。そのこだわりのポイントを紹介しよう。
まず重要なのはツバの長さ。当初取り寄せたロングビルキャップ用のツバの芯はかなり長く、トゥーマッチなアウトドア仕様になりそうだった。ヴィンテージを参考に、ベースボールキャップより長く、本格仕様のそれよりは短い、普段のスタイリングに合わせやすい程度な長さに調整した。
サイズ調整に重要なベルトは栃木レザーを採用。品の良い光沢を放ち、使うごとに経年変化にも期待できる。調整で余った部分は収納できるようになっており、職人技が光る。後ろ被りをする場合もデザインのアクセントに。
実は裏地まで付いている。これはヴィンテージでは見かけない仕様で、パンクチュエーションならではのデザイン。汗染みができても表に伝わりにくい。糸処理の部分が隠れているので非常に被り心地が良く、ハンドメイドだからこそ実現できるディテールだ。
今回のテーマでもあるアウトドアにちなんで「山」をモチーフとしたワッペン。なんと驚くことに、すべて手刺繍で仕上げられている。面を埋めるようにステッチを施すことにより、高級感とハンドメイドならではの個性を併せ持った立体的な仕上がりになった。すべて手刺繍による一点物なので多少のばらつきはあるが、アジと捉えて楽しんでいただきたい。
手作業で型紙に沿って切り出されたパーツ。これらをすべて縫い合わせ、ハトメを付けて、ようやくひとつの帽子が完成する。大変な手間と労力をかけて作り上げられる帽子だからこそ温かみがあり、長く愛用したくなる。