天野宝国 x 2nd ヌメレザートートバッグ

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【サイズ】
高さ30 x 幅33 x 奥行き15cm
ハンドルの高さ17cm
容量約16リットル

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創業100年超の老舗、
天野宝国とタッグを組んだ一作。
クラシックなトートデザインを
フルレザーで再現!

1909年に皮革卸、製造業として創業した天野宝国。日本はもちろん、世界中のありとあらゆる革を熟知し、数々のメーカー・ブランドの企画に携わっている革のプロフェッショナルだ。そんなレザーの老舗にトートバッグ製作の依頼を持ち掛けたのには、こんな背景があった。

2021年春、今後の雑誌の特集を決めるミーティングを行っていた時のこと。いまやトレンドというよりも、完全に街着としての市民権を得て定番化したアウトドアファッションだが、今年はクラシックな、ヘビーデューティーアイテムが気になるという話題に。少し色落ちしたジーンズにモカシンブーツを合わせ、さらっとマウンテンパーカを羽織るような、そんな旧きよき定番スタイルを忘れてはいけない! 普段あまりまとまりのない編集部スタッフの意見が珍しく一致したところで、このクラシックなスタイリングを提唱するにあたり持つべきカバンを検討したところ、答えは一択! 「トートバッグ」だ。内ポケットも無く機能として挙げられるポイントは少ないが、荷物を適当に放り込んでパっと持って出かけられて、コーディネイトを選ばない定番デザインがいい。そしてさらに話題が膨らむ。
「ヴィンテージのトートバッグでレザーってあるよね」
「あぁ、あの一色のやつね。格好いいんだけど、「クラシックアウトドア」というキーワードを、もっと分かりやすく伝えたいな」
「そういえば定番配色&デザインのものってキャンバスしかない? レザーとか…
「見たことねぇよ(笑)。カッコよさそうだし、作っちゃう?」

そんな流れで、クラシックなアウトドア特集に合わせてクラシックなレザートートを作ることになった。

何万通りの組み合わせから悩みに悩んだ配色や皮の種類。数回にわたってサンプルを試作した結果、美しいエイジングが期待できるやや厚めのヌメ革をボディーに、ハンドル部分は柔らかな黒のシボ革を採用。オーソドックスでコーディネイトを選ばないクラシックなデザイン、かつ使うごとに味わい深い飴色へと経年変化するクラシックなトートレザートートバッグが完成した。柔らかくなって使いやすくなるのが今から楽しみだが、それ以上にボディーは色の変化が著しいと予想される。飴色のツヤを放つまでに育てたい。必要なのは持ち手の愛情のみ。
一生かけて使いたいと思わせてくれる自信作が完成した。

天野宝国 x 2nd ヌメレザートートバッグ|メンズファッション誌「2nd」公式オンラインストア

大小さまざまなサイズを検討したが、今や革の価格は高騰の一途を辿っている。価格と使い勝手の両面から、ミドルサイズの大きさに。普段使いにはもちろん、日帰りのお出かけ程度であれば対応できるサイズだ。厚手のヌメ革ならではの丈夫さで、重量のある荷物を入れてもしっかりと自立してくれる

天野宝国 x 2nd ヌメレザートートバッグ|メンズファッション誌「2nd」公式オンラインストア
天野宝国 x 2nd ヌメレザートートバッグ|メンズファッション誌「2nd」公式オンラインストア

裏地をつけることなく、シンプルな一枚革の構造に。内側のレーベルにもあえてロゴなどの文字は施さず、まるでヴィンテージのハンドメイド作品のような仕上がりに。ユーザーやシーンを選ばずに使用できるよう意識した

柔らかなシボ革を採用したハンドル部分。ヌメ革とのコントラストが抜群で、見た目のバランスもさることながら持ちやすさも実現。クラフト感あふれる白のステッチもアクセントになっている

ボトム部分はハンドルと同素材のシボ革を使用。こちらも継ぎ接ぎなく贅沢にも一枚革を使用した。サイド部分の三角形が、オーセンティックな雰囲気を醸し出す

もちろんクラシックアウトドアスタイルとのコーディネイトの相性は抜群。断然革靴派の我々が持ち運ぶトートバッグとして、同じレザー素材のものを選ぶのも良いだろう。新品状態だと一見、キャンバスの定番トートに見えるものの、実はオールレザー。レザー特有の飴色にエイジングするのを楽しみに使ってほしい 

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