デニムやダウンジャケットなどに顕著だが、服とは本来道具として生み出されたものである。最低限のベーシックなデザインに、それぞれの用途に沿った機能が詰め込まれた‟道具服“は、シンプルゆえ現代のファッションにも合わせやすく、流行に左右されることのない一生モノでもある。今回の第一特集「服=道具」では、総勢50名のファッション巧者たちにそれぞれの‟道具服”を見せてもらった。クタクタになるまで使い込まれた美しい佇まい、そしてその背景にあるストーリーを思う存分楽しんでほしい。その他、令和の現在に実はひっそりと注目を集めている「ボクたちの平成ドラマ」特集、誰もが知る名門ブランドが実施しているビスポークサービスにフォーカスした「名門のビスポークで歴史の一部になる」特集など。バラエティに富んだ2月号、ぜひチェックしていただきたい。
【第一特集】飾らない機能美こそ究極のデザイン。服=道具
セプティズ 玉木朗/GMT ミウラシュラン/ビジティングオールド 岩城燎治/ボンクラ 森島久/チルローブ 島倉弘光/会社員 佐藤惟吾/メイデンカンパニー 矢澤雄太/ベルーリア 山越弘世/メイデンズショップ 牧野真也/元アナトミカ 中村隆一、ほか40人(敬称略、順不同)
【第二特集】ボクたちの平成ドラマ
【特別企画】名門ビスポークで歴史の一部になる。
【連載】From Editors・CLUB 2nd通信・THE VISUAL PERFORMER Vol.183_神成紘樹/プロダクトデザイナー・FURUGI 50 Vol.017_ツイードジャケット・恋するカルチャー。第30回「今年買ったレコードのはなし。2022」・ミウラシュランの無礼講酒場・2023 NEW DIG・今月の買い物報告