【sage de cret×2nd】フレンチミリタリー ウールパンツ

¥29,800
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購入期間:2024年3月7日19:00〜2024年4月18日(木)まで
配送時期:2024年9月上旬頃お届け予定

※製作都合によりお届けが遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。

売り切れ

これがミリタリーパンツ!?

流麗シルエットのヴィンテージを現代的に昇華


FRONT



BACK

どうも、企画者のパピー高野と申します。このアイテムに関しては、特別な思い入れがあるため、企画者として個人的な思いを書かせていただきます。ヨーロッパ沼にどっぷり浸かっていた頃に、高円寺のヴィンテージショップで出会ったフレンチヴィンテージのパンツ。試着したらとにかくシルエットが美しくて、"ひと穿き惚れ"でした。ただ、欠点が2〜3点ほどありまして。まず、「裏地がチクチクする。とにかくごわつく」。穿きづらいことこのうえなし。いくら良い服とは言っても着心地や穿き心地が悪いとどうしても遠のいてしまうものです。そして「貫通ポケットから物落とす」。本来これはオーバーパンツというもので、パンツの上から重ねて穿くものです。だから下に穿いたパンツに手が届くように、ポケットが貫通しているのです。そんなディテール、現代には不要。むしろ間違って何か入れて、落としてしまうこともしばしば。もどかしい……。最後に「ファスナーがない」。急ぎで用を足したいときに、一度サイドアジャスターをほどいて前をガバッと開けなくてはなりません。このフラストレーション、ヴィンテージ好きなら分かってくれるはずです。そこまで文句タレタレなのに、なぜ手放さなかったのか。それはやはり、シルエット、ディテール、生地の雰囲気がとにかく最高だったから。つまり、先に挙げた問題点さえ改善すれば、自分にとってこれほど理想なパンツはないな、と捨てられずに持っていたのです。だからこそ今回の別注は僕個人にとってもすごく嬉しいこと。〈サージュデクレ〉のお陰もあって、やっぱり最高のパンツに仕上がりました。穿いてこそ分かるこの美しさがウェブ上では伝わりづらいことだけが悔やまれますが、比較的お手頃な価格と相まって、間違いなく「買い」の一本です。



【ポイント①】
世のスラックス顔負けの美しいシルエット


元ネタとなったフランス軍ミリタリーパンツの最大の特徴でもある美しいシルエット。ゆったりとしたストレートシルエットから生まれる只者ではないドレープの魔法が、どんなコーディネイトにも洒落感をもたらしてくれる。直球でユーロスタイルに合わせればもちろん難なくまとまるし、アメカジやアウトドアスタイルのハズしとしても大活躍間違いなし。ドレススタイルに取り入れてとしても、まさかミリタリーパンツを穿いているとは誰も思わないだろう



【ポイント②】
現代には不要な「貫通ポケット」を通常のポケットの仕様に!


元ネタはオーバーパンツ(パンツの上から防寒用に穿くパンツのこと)だったことから、フロントに計4つ付いているポケットのうち2つは「貫通ポケット(袋状になっておらず物を入れられない仕様)」だった。現代において一切不要なこの貫通ポケットは袋状に修正し、しっかりポケットとして機能するように改善



【ポイント③】
ファスナーなしはさすがにきつい……。ここも現代仕様に改善


元ネタとなったパンツのフロントにはファスナーが付いていない。これは男性にとってはかなり致命的な仕様。いちいちサイドアジャスターを外す必要があり、とても実用的とは言えない。そこで今回の別注ではフライ部分をファスナー仕様に変更した



【ポイント④】
別注を手がけるのは素材やパーツにこだわる〈サージュデクレ〉


2001年に設立。ワーク、ミリタリー、トラディショナルをルーツに持つアイテムを、素材や染め、洗い、ディテールワークなどでより現代的かつスタイリッシュにリメイクするブランド。デザイナーの千田仁寿氏の知見と世界観は、今回のデザインソースとなったミリタリーパンツとも見事に融合した



【ポイント⑤】
幅広い体系の人にフィットするサイドアジャスター


ヴィンテージにも付いていたサイドアジャスターは、デザイン目線でもフィッティング目線でも嬉しいディテール。ここはオリジナルを踏襲。ベルトレスで穿きたい、穿き心地にはこだわりたい、という人の要望にもできる限り対応できるような意匠になっている。S、M、L のサイズ展開だが、サイドアジャスターによってそれぞれ約2インチ程度を絞ることができるためタックイン時はアジャスターを使用せず、タックアウトするならアジャスターで絞るなど、着こなしの幅も広い



【ポイント⑥】
ヴィンテージの「チクチクウール」を改善!


元ネタとなったヴィンテージには、現代には適さない点がチラホラ。まずはウールの生地。本来オーバーパンツだから、あまり関係ないのかもしれないが、素肌の上に着用するとウールの毛羽がチクチクと刺さって、とても落ち着いて穿けたもんじゃない。この問題点こそが、今回の別注アイテム製作に至った一番の要因でもあり、改善されるか懸念していた点だったが、〈サージュデクレ〉が、非常に穿き心地のよいウール混の生地を探し出してくれた。さらに膝までのライナーつきなので、まず穿き心地は極上です。それでいて、ヴィンテージの重厚な雰囲気を損なっていないというところも非常に高ポイントだ



【ポイント⑦】
後ろポケットのディテールに至るまで忠実に再現


色々と改善点もあったオリジナルだが、細かなディテールにフランスらしい美的感覚が宿る。後ろポケットの形状ひとつ取ってもそうだ。そういった魅力的な箇所は、できる限り忠実に再現している



【2ndスタッフSNAP】


高野 174cm
ヨーロッパスタイルを好むパピー高野は、元ネタのフレンチミリタリーパンツの世界観をストレートに解釈し、直球ユーロスタイルでコーディネイト。本アイテムに至っては、これこそが正統派な合わせと言える。スカーフやベレー帽、革靴など、上品なアイテムとの相性は言わずもがな



生田目 170cm
アウトドアアイテムや古着を取り入れたスタイルを好む生田目には、このパンツは合わないかと思いきや、なんの違和感もなくマッチ。元から古着のスラックスを愛用していた彼にとっても、「いい意味で、普段とあまり変わらず穿きやすいです! いつもよりちょっとだけ上品さが増したかな」と太鼓判



南 188cm
パピー高野、生田目がワンクッション、ハーフクッションで穿いていたのに対して、南は高身長のためジャストサイズのノークッションで着用。より美しいシルエットが際立つ。このように、ドレススタイルにも全く違和感のないスラックス然とした雰囲気にも関わらず実はミリタリーパンツ、というところが面白い

【スペック】
サイズ:S・M・L
S (ウエスト77 / 股上32.3 / 股下74 / 渡り巾35.5 / 膝巾25.5 / 裾口巾22cm)
M (ウエスト82 / 股上33 / 股下75 / 渡り巾37 / 膝巾26.5 / 裾口巾23cm)
L (ウエスト87 / 股上33.7 / 股下76 / 渡り巾38.5 / 膝巾27.5 / 裾口巾24cm)
素材:TOP フラノ 毛 70%  / ポリエステル 25% / 他 5%


【購入期間】
2024年3月7日19:00〜2024年4月18日(木)まで


【配送時期】
2024年9月上旬頃お届け予定
※製作都合によりお届けが遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。