50~60年代のピルグリムのレーヨンシャツ

刺繍アクセントが可愛い一着。ひと癖欲しいアナタへ。

学生時代、50-60年代くらいのレーヨンシャツが好きで集めていました。ヴィンテージのレーヨンシャツはストア系のモノが多く、当時はいいものが見つかれば買い足す、を繰り返していました。しかし、お金が無くなり手放してしまったり、人に譲ったりと、数十着あったものも、今や2、3枚。レーヨンオンブレなんかは今やとんでもない価格になっていて、あぁ、当時は好きでいっぱい持っていたのになぁと、たまに思い返します。
大人になって少し遠ざかっていたレーヨンシャツでしたが、5年前くらいに、祐天寺の古着屋でこのシャツと出会いました。単なるブラック単色シャツではなく、さりげなく入る赤＆白刺繍がなんだかとても可愛く見えて、これなら「ブラック・レーヨン・開襟シャツ」という、50’s感ある男臭い要素満載なアイテムのイメージを払拭してくれそうだと思い購入。その予想通り、この刺繍のアクセントが男臭くさせすぎず、たいへん活躍してくれました。
そして、ブラックってなかなか探しても見つからないですよね。ヴィンテージのブラックは大体、高いですし、古着としての価値もあまり下がらなそうですよね。
では、なぜまた手放すのか？それは、少し太って思うように着れなくなったからです。残念。この一癖を気に入ってくれる方にお譲りできたら嬉しいです。
また数年後、あぁ、あの時手放さなければなぁ、なんて思うのかしら。