60年代のダークマドラス3Bジャケット

ド直球アイビーを肌で感じます。

ブランドネームが付いておらず詳細は不明なのですが、インディアンマドラスのタグ表記やデザインから1960年代製と思われるダークマドラスの3つボタンジャケットです。
タグの通り、やや粗野な印象のインディアンマドラス生地がカジュアルなジャケットスタイルにバッチリとハマり、美しい光沢のあるボタンとも好相性。センターベントのボックスシルエットということも、所謂なディテールですね。気になる肩パッドも薄いので、変に肩が張ったように見えないのもお気に入りのポイントです。

本誌編集長の不気味くんこと上田が取材で大阪に訪れた際、「どこか大阪の古着屋に連れてってよ」ということで共に古着屋巡りをして手に入れた思い出の一着。もちろん試着姿も上田に見てもらい、お墨付きをもらったうえで購入しました。色落ちしたヴィンテージデニム、オックスフォードのB.D.シャツと合わせてアイビーリーガー気取りで2ndの営業に行っていたのはもう3年前のこと。時代と体型の移ろいは早いもので、もうサイズアウトしてしまいました…。

こんなド直球アイビーなアイテムなので、きっと当時は東海岸の学生がオーダーして着用していた一着なのではないかと想いを馳せながら、そして体系の維持に気を付けながら着用してもらえると嬉しいです。