1990年代　UNIVERSAL OVERALL　ショップコート　デッドストック

シルエットが抜群に綺麗なショップコートのデッドストック。
カスタムベースにも最適な1着です！

1924年にアメリカはイリノイ州シカゴで創業したワークウエアのブランド『UNIVERSAL OVERALL（ユニバーサルオーバーオール）』が、1990年代に作ったショップコートのデッドストックです。ホワイトのツイル生地はコットン35％・ポリエステル65％の混紡素材で、適度にハリがあってシルエットが非常に綺麗なのが特徴です。ウエストベルトもないため、着用するとより美しいAラインが際立ち、後ろ姿もカッコイイです。ステッチもホワイトで全体的に非常にシンプルですが、比翼を開けると見えるロゴ入りドーナツボタンの真鍮がアクセントとして非常に効いています。

フロントに4つのパッチポケットが施されていて使い勝手も抜群です。また、このコートを羽織ったままパンツのフロントポケットにアクセスできるように、ウエスト両サイドにはスラッシュポケットのように”窓”が設けられているのも嬉しいディテールです。

このまま着てもカッコイイですし、ハンドペイントや刺繍、ワッペン、ピンバッジなどでカスタムして楽しんでも面白いと思います。約30年前のデッドストックですので、わずかな汚れがある場合もありますが、目立つものはありません。まだ糊が効いたデッドストックということを考慮し、あえてスチームアイロンをかけずに折り畳みのシワを残したままにしました。一度洗濯していただくと、生地がもう少し柔らかくなり、もっと馴染んだ風合いになると思います。

今回紹介するものは、すべてUNIVERSAL OVERALLのアメリカの本社に保管されていたものです。すべてホワイトのショップコートとして管理されていましたが、色合いが真っ白のものとやや青みのあるものの2種類あります。これらは生産上はすべてホワイトとして管理されていたものですが、今回は前者をホワイト、後者をブルーホワイトという表記で分けました。2つを並べると色合いは若干ことなりますが、単体で見るとすべてホワイトです。
また、それぞれの縫製仕様に細かな違いがありますが、おそらく生産工場による差だと思います。アメリカのワークウエアでは、同じ品番のものでも生産工場によって仕様に違いがあることは一般的ですので、これも”アメリカンワークウエアらしさ”としてお考え下さい。

【ポイント】

首元には古着好きにはお馴染みのネームラベルが付属します

比翼を開くとロゴ入りのドーナツボタンが施されています

左胸ポケットにはペン挿しも付属します

ポケットやカフスの仕様がホワイトとブルーホワイトで若干異なり、後者は一部がダブルステッチ仕様になります。（写真はホワイトのもの）

肩まわりなどの縫製は、すべて内縫い仕様で着用時もすっきり見えます

174cm・70kgがホワイトのサイズ38を着用

174cm・70kgがブルーホワイトのサイズ42を着用

174cm・70kgがブルーホワイトのサイズ46を着用

174cm・70kgがブルーホワイトのサイズ48を着用

174cm・70kgがブルーホワイトのサイズ52を着用

174cm・70kgがホワイトのサイズ54を着用