サマートラッドを体現する、
“ちょうどいい”ミリタリーショーツ
FRONT
BACK
昨今のヴィンテージブームの中で、武骨なルックスや実用性の高さから人気を博すミリタリーウエア。ジャケットはもちろん、アメリカ軍のM-65 フィールドパンツやフランス軍のM-47 カーゴパンツなどのボトムスも高い注目度を誇り、2ndでも「ミリタリートラッド」の定番パンツとしてこれまで紹介してきた。そんな中で今回注目したのがミリタリーショーツ。まだまだ肌寒い季節ではあるが、次の春夏のトラッドスタイルを考えた時に思い浮かんだのは存在感がありながらもコーディネイトの邪魔をしない、そんな"ちょうど良い"ショートパンツだった。
イメージソースは、2ndスタッフが所有するヴィンテージのM-52 チノショーツ。1950〜60年代にかけてフランス軍に採用され、2タック入りのゆったりとした腰回りにやや太めのシルエット、フラップ付きのバックポケットなどが特徴の名作である。その秀逸なシルエットやタフなコットンツイルなどのフレンチアーミーらしいディテールは踏襲しつつ、「サマートラッドに履きこなせるコーデュロイショーツが欲しい」という同スタッフのかねてよりの希望を実現させたのが、このビーチコーデュロイ M-52 ショーツだ。
別注先は、日本最古のワークウエアブランドとして知られる〈World Workers〉。同ブランドの定番品「ビーチコーデュロイショーツ」は1インチに14本の畝がある14Wのコーデュロイ生地を使用し、通常のコーデュロイよりも畝の谷を広く設計することで通気性をアップ。吸水性と速乾性が高いことで夏にも適した素材であり、70年代のサーファースタイルではコーデュロイショーツは定番のパンツであった。そんな機能性の高さと、10色以上の豊富なカラーバリエーションを誇る〈ワールド ワーカーズ〉の夏の定番アイテムをM-52 ショーツ仕様に変更。さらに「オリジナルのヴィンテージらしい風合いは残して欲しい」という"わがまま"なオーダーに応えて頂き、製品染めと加工を行うことでオリジナルヴィンテージのベージュ色を忠実に再現。まさにイメージ通りのショーツが完成した。
今回はメインカラーのベージュに加えて、汎用性の高いブラックも製作。洗いざらしのシャツ、Tシャツ1枚とラフに合わせてもよし、ジャケットやアノラックパーカなどクラシックなアイテムと合わせてもよし。思い思いのサマートラッドスタイルを楽しんで欲しい。
【ポイント①】
フロントは使い勝手の良いジッパー仕様に変更
オリジナルのM-52 ショーツはボタンフライ仕様だが、使いやすさを重視してジッパーフライ仕様に変更。
【ポイント②】
フレンチミリタリーらしいフラップポケット
今回のイメージソースとなったM-52 チノショーツと同様に、バックポケットはフレンチミリタリーのパンツに多くみられるフラップポケット仕様。今回の企画に合わせて、インラインでは使用されていない、摩擦に強くて丈夫な練りボタンを特別に採用。
【ポイント③】
ヴィンテージを再現したサイズタグを2nd仕様にアレンジ
1950〜60年代にかけてフランス軍に採用されたM-52 チノショーツのサイズタグを再現し、1桁の数字のサイズが記された生地が左腰部分に縫い付けられている。オリジナルは数字のみの表記だが、別注の印として「for 2nd」の文字も記した
【ポイント④】日本最古のワークブランド、World Workers
今回別注を依頼したのは1975年に創業し、自然思考のワークウエアを提案する〈ワールド ワーカーズ〉。日本最古のワークウエアブランドとしても知られる同ブランドはデニムを中心としたワークウエアが人気だが、抜群の穿き心地が特徴のサマーコーデュロイを使用した「ビーチショーツ」も夏の定番アイテムとして人気を博している
【ポイント⑤】豊富な5サイズ展開
より多くの選択肢からサイズを選んでいただけるように今回は1〜5(XS〜XL)の5サイズを展開。ジャストサイズで着用するのはもちろん、2タックのゆったりとしたシルエットを活かし、オーバーサイズを選んでウエストを絞って着用することで、よりワイドなシルエットを楽しむことができる
【サイズ】
XS (ウエスト72 / 股下16 / ワタリ33.2 / 裾幅30cm)
S (ウエスト77 / 股下16 / ワタリ34.4 / 裾幅31cm)
M (ウエスト82 / 股下16 / ワタリ35.6 / 裾幅32cm)
L (ウエスト87 / 股下16 / ワタリ36.8 / 裾幅33cm)
XL (ウエスト92 / 股下16 / ワタリ38.0 / 裾幅34cm)
【配送時期】
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