vasco × Lightning Leather Lover Boston Bag

ふらりと旅に出たくなるボストンを作りました。

原稿の校了に追われると、決まって俺の頭の中を漂うフレーズがある。
「旅に出たい」
出張のことではない。なんの目的もなく、取材もしなくていい自由な旅。学生時代に読んだ、沢木耕太郎の『深夜特急』みたいな感じかな。そこで問題となるのが、「どんな鞄で旅に出かけるか」。俺ももういい大人なので、バックパックで旅に出るのは気恥ずかしい。肩掛けのダッフルバッグも好きでよく使うんだけど、使い勝手に若干の難がある。で、俺が夢見る革ジャンとも相性が良い理想の旅鞄を、大好きなvascoと一緒に作っちゃいました。「旅の道具」をテーマに、魅力的なバッグを生み出すvasco。今回、モヒカン小川が別注したのは、ヘビーデューティでクラシカルなボストンバッグ。上質な姫路産のヌメ革を使用し、一枚一枚丹念に手作業で染められているため、独特のムラ感も堪能できる。

実はこのモデル、過去にvascoでラインナップされていたモデルなのだが、現在は帆布モデルのみ。この雰囲気が好きで、今回、vasco代表の並木さんにお願いして、作ってもらったのだ。

思わず旅に出たくなるようなクラシカルなデザインが魅力。フロントのストラップは、傘やステッキを挟むためのもの。脱いだシャツを挟むのもアリ

本来ならボストンバッグは手で持ちたいところだが、それだとやっぱり疲れちゃう。そんな時に重宝するレザーストラップが付属。持ち手部分も肩に優しい設計になっている。

サイドの両面にははジッパー式のポケットがあり、パスポートやチケットなど落としたら困る貴重品も収納可能