ロレックス好きは必読!  “超”ユニークなダイヤルデザインの謎!?

ロレックス好きは必読!  “超”ユニークなダイヤルデザインの謎!?

原因不明?
多種極まるバリエーションを誇る
バブルバックの謎。

1933年に誕生したロレックス社のオイスターパーペチュアル(通称“バブルバック”)は、高い防水性から人気を博したことは言うまでもない。しかし、理由は定かではないものの、文字盤のデザイン(またはダイヤル)のバリエーションが豊富だったこともその人気のひとつとして考えられている。202010月に発売された2nd 12月号Vol.165では、業界屈指のバブルバック保有数を誇るムーンフェイズ協力のもと、110115Pにてバブルバックのみに焦点を当てた企画を掲載している。そのときに掲載された文字盤だけでもデザインは14種類。もちろんそれら以外にも多彩なデザインが存在する。

文字盤だけではなく、時分針(長針、短針)のデザインバリエーションも豊富であったため、それらの組み合わせは無数に存在した

ヴィンテージファンに
最も人気の組み合わせとは?

前途したように、無数に存在したデザインバリエーションを持つバブルバックだが、ヴィンテージロレックスファンの間で最も人気とされるデザインがある。それが「ユニークダイヤル」だ。文字盤の数字を示すインデックス、その上半分がローマ数字なのに対して、下半分はアラビア数字という不思議な数列がデザインされたダイヤルのことだ。さらには、そのデザインに「ペンシルハンド(文字通りペンのカタチをした時分針)」が組み合わされた個体が非常に人気で、市場でも高値で取引されている。

こちらは本別注のデザインソースとなった’40年代製のバブルバック。ユニークダイヤル×ペンシルハンドのデザインが分かる

ただの復刻ではない!
大人の遊びゴコロが輝く
“超”ユニーク時計。

ヴィンテージ時計に造詣が深いヴァーグウォッチとの別注企画だが、ただ当時のデザインを復刻させるだけでは納得いかない編集部。そこで製作担当者にあるお願いをしてみた。「文字盤の2時位置の“Ⅱ”をセカンドの“2”にできないかと……」。すると意外な返事が返ってきた。「できますよ! 5時位置の“5”もヴァーグウォッチの頭文字、“V”に変更しちゃいましょう(笑)」。これは名案だと、とんとん拍子に文字盤デザインは進んだ。アンティーク顔ながら、時計好き、ロレックス好きだからこそ分かるディテールが隠れているギャップこそがこの時計の最大のポイントと言えよう。このダイヤルにあえて名前を付けるのであれば、“超ユニークダイヤル”ではないだろうか(笑)。

デザインもさることながら、シャンパンゴールドともいえる淡いカラーリングに時分針と秒針のカラーバランスなど、最適解を導けたと自負している。それぞれを幾通りも組み合わせ、相性を検証してたどり着いたという見えないこだわりにも注目したい
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